150831-OA-125002 TIFを、夏を、駆け抜けた、アップアップガールズ(仮)、2015夏

灼熱の8月1日、2日に、東京・お台場で開催された『TOKYO IDOL FESTIVAL 2015』。アップアップガールズ(仮)にとって今年で4回目の『TIF』出演となる。アプガが『TIF』に初出演したのは2012年。当時は、まだアイドルファンの中でも知名度の低かったアプガだが、<SMILE GARDEN>で「サイリウム」を歌い、観客がひとつになったことに大きな感動と手応えを覚えたという。アプガがステップアップしていく上で、ひとつのポイントとなったのは間違いない。それだけに、アプガの『TIF』に対する思いは大きい。今年アプガは、これまでで最多のステージに出演することとなった。 まず、1日は、12:50から<SMILE GARDEN>のコラボライブ『IDOL SUMMER JAMBOREE』に、古川小夏と佐藤綾乃が出演。アイドリング!!!、さくら学院、PASSPO☆、チャオ ベッラ チンクエッティ、バニラビーンズ、風男塾の選抜メンバーが参加し、2人は、PASSPO☆の「向日葵」、風男塾の「同じ時代に生まれた若者たち」を歌唱。出演メンバー全員で、さくら学院の「FRIENDS」を歌う姿は、いつものガツガツ感ではない、いい違和感を見せた。 そして、今年のアプガの『TIF』初戦は、14:30からの<HOT STAGE>。「美女の野獣」「全力! Pump Up!!」と、ど灼熱の大会場をさらにアツくする全力パフォーマンスを見せる。新曲のスカチューン「アッパーレー」では、観客に水鉄砲、水風船を浴びせる攻撃ぶり。 アプガのライブに続いて、チャオ ベッラ チンクエッティ、吉川友とのチーム・負けん気で「無限、Fly High!!」を披露。そして、アイドル界のリビングレジェンド、矢口真里がステージに登場。吉川が矢口に鋭いツッコミを入れつつ、矢口真里 respected by チーム・負けん気として、総勢14名でモーニング娘。の「恋愛レボリューション21」をパフォーマンス。賑やかでパワフルなステージを見せた。 16:45から<SMILE GARDEN>でのコラボライブ『IDOL SUMMER JAMBOREE ACOUSTIC』に、関根梓が出演。湊あかね(predi)、髙橋麻里(Dorothy Little Happy)、石野理子(アイドルネッサンス)、林愛夏(ベイビーレイズJAPAN)など、ボーカル力の高いメンツが、生バンドをバックに歌で魅せていくステージだ。関根は、西園みすず(さんみゅ~)、高嶋菜七(東京パフォーマンスドール)とともに、いきものがかりの「風が吹いている」を爽やかに歌唱。最後は出演メンバー全員で、DREAMS COME TRUE「うれしい!たのしい!大好き」を披露し、楽しく穏やかなムードを醸し出した。 アプガは、18:35から<HEAT GARAGE>でのライブ。会場がZepp DiverCityということで、完全ライブハウスモードでステージに挑んでいく。「美女の野獣」「UPPER ROCK」「アッパーカット!」と、まさにハードなセットリストで観客をヒートアップさせた。 そして、1日目のラストのステージは、20:20からフジテレビ前の<MY NAVI STAGE>。フジテレビの社屋に巨大な“アップアップガールズ(仮)”の文字が光りながら、「イチバンガールズ!」をパワフルに歌唱。佐藤綾乃は、負傷した右腕をテーピングでグルグル巻きにしているが、それを引きちぎってパフォーマンスを続ける。「Runway」から、「全力!Pump Up!!」を思いっきり歌い、野外の観客をひとつにしてこの日のライブを終えた。 2日は、9:35から<SMILE GARDEN>でのラジオ体操に、佐保明梨と新井愛瞳が参加。朝の準備運動と言えども、ジャンプは全力だ。 アプガは、10:30からに登場。湾岸スタジオ屋上の晴れ渡る空の下、軽やかに「End Of The Season」を歌っていく。そこから、上の衣装を脱ぎ捨てビキニとなって「アッパーレー」で大暴れ。水鉄砲、水風船を観客を水浸しにし、「アップアップタイフーン」でアプガ流の夏祭り感を演出した。 13:55からは<HEAT GARAGE>で、アップアップガールズ(仮)×LinQのコラボステージ。2組は、2013年3月の『対バン行脚(仮)』福岡決戦で2マンライブを行った間柄。それ以来のコラボは、まさに白熱の対戦だ。LinQの「ハレハレ☆パレード」「ウェッサイ!!ガッサイ!!」、アプガの「全力!Pump Up!!」「ジャンパー!」を共演し、最後は両者のマッシュアップ曲「祭りのアッパーカット!な夜」をパフォーマンス。アツさ倍増のステージで、会場は強烈なまでのテンションとなった。 16:10からは<DOLL FACTORY>のかわいいセットの中で、「マーブルヒーロー」「キラキラミライ」「バレバレI LOVE YOU」を歌唱する。 そして、今年のアプガの『TIF』の締めのステージは、19:15からの<SMILE GARDEN>。この場所の思い出の曲と言っていい「サイリウム」を歌うアプガ。夜の野外で、7人と観客全員が振るサイリウムの光の波が最高にきれいだ。そこから、攻めのアプガとなって、「アッパーレー」「チョッパー☆チョッパー」と飛ばしていく。ラストの「アッパーカット!」は、最高潮の盛りあがりとなった。 さらに、19:30から<HOT STAGE>で行われていた『GRAND FINALE』のラスト直前に、佐藤と新井が滑り込みで出演。そして、20:25からで行われた『TIF』の締めのステージ『IDOL SUMMER JAMBOREE』に、アプガは、アイドリング!!!、風男塾、LinQ、Dorothy Little Happy、アフィリア・サーガとともに出演。アプガはアイドリング!!!とORANGE RANGE「上海ハニー」、ドロシーとモーニング娘。の「LOVEマシーン」を歌唱。最後の最後は出演者全員でB'z「ultra soul」を2連発で歌って、2015年の『TIF』の幕は閉じた。 アプガは、ライブの合間も、トークイベントや握手会、アイスの販売など、2日間常に動きっぱなし。どのグループも同じくだが、体力の削られぶりはハンパなし。それでも、ステージに立てば渾身のパフォーマンスを魅せるのだからすごいとしか言いようがない。体力が尽きかけていても、攻めアプガを全開にし、観客を沸かせまくる姿はもはや感動レベルだ。 終演後、さすがに疲れを見せるメンバーたち。しかし、今年叶わなかった“『TIF』全ステージ出演”という野望に向け、早くも来年の『TIF』に闘志をメラメラ燃やす、タフでクレイジーなアプガなのであった。  

2015年8月31日 14:59

150817-OA-144002 原点回帰と同時に再誕を果たす、東京パフォーマンスドールの“イニシエーション”となったライブ

まだ本格的なリハーサルが始まる前、『GiRLPOP 2015 SUMMER』号の取材で意気込みを聞いたとき、リーダーの高嶋菜七が「今度のダンサミは、タイトルに“ネイキッド”とあるとおり、演出で見せるというより、私たちのパフォーマンスで魅せよう!というのがコンセプト」と語っていた「東京パフォーマンスドール@CBGK!! ~ダンスサミット ネイキッド2015夏~」。7月の中旬から8月初旬まで、本編を4日間ずつの第1~第3クールに分けてライブを行なう試みは、自主企画公演ならではのチャレンジだ。 今回は、先代TPDのレパートリーアレンジ楽曲が増えたこと以上に、オリジナル新曲も盛りだくさんにフィーチャー。“歌とダンスで勝負する新たなTPD”へとシフトチェンジするための猛特訓という意味合いも、この「ネイキッド」にはあっただろう。会場が、彼女たちの出発点である古巣のCBGKシブゲキ!!であったのも、「ネイキッド」が、原点回帰と同時に再誕を果たす彼女たちのイニシエーションとなったに違いない。 私が「ネイキッド」に参戦できたのは、第3クールも残り2日、3公演を残すのみとなった8月8日の昼1部。TPDのフルライブを観るのは5月のZeppツアーぶりだが、「ネイキッド」の「ネイキッド」たるゆえんは、1曲目から「HEART WAVES」~「BRAND NEW STORY」~「SURVIVAL!!」というオリジナルナンバーで流れを作り、新たなTPDの世界への扉をい開いたことがまずエポックだ! 「HEART WAVES」は、サウンドからもニュースタイルへと変化を遂げるTPDの意気込みが感じられた。「ネイキッド」で披露される新曲は、新たなクリエイターとのコラボレーションが軸と言われていたが、「HEART WAVES」のアレンジはかなりEDMテイストで、華やかなシンセの響きとゆったりしたヴァイヴが新鮮。ゴージャスな「BRAND NEW STORY」へと繋げた後は、「SURVIVAL!!」で雰囲気は一転し、強烈なデジタルビートとヘヴィなギターサウンドがメインに。全員でエアギターや激しいヘドバンを繰り広げ、みんなが「もっともっと!」とオーディエンスを煽りながら、突き刺すようなシャウトを決める。 TPDの“ダンスサミット”は、オープニングからアンコールまでMCもなくノンストップで展開するのが魅力。4曲目以降のセカンドブロックとも呼べるパートは、先代TPDのレパートリーをリアレンジと新鮮な顔ぶれのソロで魅せた。スタティックなダンスで大人びた雰囲気を醸し出した「CATCH!!」も新鮮だったが、「ネイキッド」で初公開された橘二葉のソロ曲「青空のハイウェイ」と、飯田桜子のソロ曲「恋して女みがいて」は、これまでクール&スタイリッシュを謳ってきたTPDのアイドル的な側面をパワーアップした新しさに満ちていた。バックダンサーの高嶋菜七・神宮沙紀・浜崎香帆・櫻井紗季と揃いのオーバーオールに身を包んだ二葉のキュートな初々しさにも、客席とのコミカルな掛け合いとファンにはおなじみの “らこビーム”も飛び出した飯田桜子の賑やかなパフォーマンスに心がなごむ。なお「恋して女みがいて」の振り付けは、メンバーの脇あかりが初担当したのだとか。そんなエピソードからも、TPDのチームワークの充実ぶりがうかがえる。 ソロナンバーで印象的だったのは第3クールで初披露、初めてのオリジナル・ソロナンバーとなった高嶋菜七の「Darlin'」だ。歌謡ロックテイストのサウンドとUKロック少女風のコスチューム、小林晏夕と橘二葉が途中で登場してコーラスで絡み合う演出も、これまでのTPDにはなかった魅力だ。 櫻井紗季・飯田桜子・神宮沙紀3人のルーズなヒップホップナンバー「ひらき直りも芸のうち」で一連のソロコーナーを終えると、「RUBY CHASE」からは怒濤のハードナンバーを畳みかける。拳を挙げながら全員で熱唱したEDMテイストあふれるオリジナル曲「MY UNIVERSE」、シャウトが炸裂した「FIRE」、メンバーが口を揃えて力が入ると言っていた「BE BORN」も圧巻だ。息つくヒマもなく、汗だくで挑むハードな楽曲の応酬に、笑顔と共に苦しげな表情をのぞかせながら、迫力あるステージングを繰り広げる9人。初披露のオリジナルナンバーとなった「FREEDOM」も新しいTPDを感じさせる楽曲になった。スピーディなラップの応酬、オーディエンスとのコールの一体感。元気にジャンプを繰り出しながらのラフなパフォーマンスにも、心が弾んだ。 そして本編をTPDにとって長く歌い続けてきた大切な楽曲「DREAMIN’」で締めると、大きな声援に迎えられてのアンコールへ。メンバー紹介も兼ねたソロダンスをフィーチャーした「WE ARE TPD!! -type2-」で湧かせた後も、新生TPDたる決意は続く。クルクル回るタオルの華が咲いた先代レパートリーの「WAKE ME UP!!」が披露され、ラストナンバーとして歌われたのもフルサイズバージョンが初公開となったオリジナル曲「RAISE YOUR HANDS」。9人が「みんなサイコー!」と口々に叫びながら、オーディエンスと一緒に大きく手を振りながら、ひとりひとりが笑顔でメロディーを繋いでいった。 この企画が発表された時、リーダー・高嶋が「ここで新しい引き出しを増やして、TPDの幅を広げたい」とも言っていた「ネイキッド」。彼女たちが願ったように、派手な演出なく歌とダンスだけで毎クール違うセットリストに挑んだこのライブ公演は、TPDという伸び盛りの樹にフレッシュな栄養を与え、幹を太く、逞しく育てられた新鮮なステージだった。様々なオリジナルナンバーを身につけることで、自分たちも気づかなかった“TPDらしさ”を感じただろうし、当然、ここからの新たな課題も見えたことだろう。TPDの成長は、まだまだ止まらない。9月12日に行なわれる「ネイキッド」の集大成「東京パフォーマンスドール~ダンスサミットネイキッド2015夏 SP~」が、ますます楽しみになった。  

2015年8月17日 17:14

150730-OA-174002 lyrical schoolが次なるステージへと昇ったことを確信したライブ

ジャンルを超えて好評を集める最新アルバム『SPOT』の発売を記念して行われた、lyrical school全国ツアー“date spot”。沖縄・福岡・大阪・名古屋・福島・札幌のライブハウスを回る、グループ史上最大規模となったツアーのラストを締めくくるのが、Zepp DiverCityでの公演だ。 舞台上にはセットが組まれ、これまでのリリスクのライブとは一味も二味も違う気合いを感じさせる。たくさんのヘッズたちが集まったフロアにハウス・オブ・ペイン「Jump Around」が流れ、一気に温度が高まったところで客電が落ちる。すると舞台には映像が流れ出す……深夜の遊園地に忍び込んだリリスクのメンバーたちが、時間を止めて秘密のライブを行うという設定だろうか。懐中電灯を持って園内を徘徊する映像とリンクするように、真っ暗なステージ上に懐中電灯を持ってメンバーたちが現れた。深く被ったキャップを高く放り投げ、ライブはスタート!「I.D.O.L.R.A.P」「PRIDE」と、アイドル・ラップの先頭を走る彼女たちが、4年半を越える活動の中で掴み取った強いプライドと、揺るぎない想いが込められた2曲を立て続けに披露。休む間もなく「brand new day」「OMG」「S.T.A.G.E」と次々と楽曲を繰り出しては、大きな舞台を縦横無尽に駆け回りながら楽しげに踊り、力強くも表現力豊かなラップをブチかましていく6人の姿には、何度も目頭が熱くなる。いやホント、結成初期の頃なんかに比べたら完全に別グループじゃないかと思うぐらい、立派にステージアクトをこなしていく。 中盤には「ひとりぼっちのラビリンス」「CAR」「P.S.」「ゆめであいたいね」とメランコリックな表情を窺わせるメロウなナンバーも披露。緩急わきまえた構成は、lyrical schoolの音楽性の幅広さをあらためて感じさせる。 再度映像によるインターバルを挟み、メンバーそれぞれのイメージカラーを取り入れた私服っぽいスタイリングの衣装に着替えると、ここからは怒濤のパーティータイム!ayakaの〈ドラムスプリーーズ!〉というシャウトで始まる「そりゃ夏だ!」に始まり、「リボンをきゅっと」「PARADE」「プチャヘンザ!」「photograph」「FRESH!!!」と、どんだけ名曲揃いなんだと痛感させられる無敵のセットリスト。舞台セットの上段に6人が横一列に並び、映像に照らされながら踊るシルエットは、鳥肌が立つぐらいにカッコいい。 そしていよいよ本編ラスト。先行公開されたMVをバックに映し出しながら、最新シングルの「ワンダーグラウンド」を披露。冒頭から流れていた映像も、後半着替えて出てきた衣装も、すべてこのMVで描かれた世界につながっていたのだ。キャッチーなディスコ調のサウンドが施されたこの曲が、今年の夏を彩るサウンドトラックとなることを予感させる、最高に楽しいエンディングだった。 本編が終わり大きな拍手が鳴り止まない中、アンコールに応えリリスクが歌ったのは「tengal6」。この日のライブで感じたのは、6人のメンバーがこの1年でしっかりとそれぞれの個性を打ち出していて、それらがパフォーマンスにも如実に反映されている、逞しい成長ぶりだ──初期からの代表曲を聴きながら彼女たちの足跡を反芻しつつ、このツアーでリリスクが次なるステージへと昇ったことを確信した素晴らしいライブだった。ラストにもう一度「ワンダーグラウンド」を歌い、全26曲を披露して幕を閉じた“date spot”ツアー。スタッフの熱意と愛情が込められたエンドロールの映像にも、ヘッズから大きな拍手が贈られたことも忘れずに記しておこう。 みんなが集まるlyrical school──みんなが集まるその場所には、大きな大きな愛があふれていた。  

2015年8月4日 17:26

150731-OA-142003 初の海外ツアー終了。台湾で見せた熱いライブとLiSAの涙

今年1月に自身2回目となる日本武道館2デイズ公演を行い、3月4日にリリースされた3rdアルバム『Launcher』はオリコンウィークリー初登場3位を獲得したLiSA。5月には念願の『ミュージックステーション』にも出演を果たし、今、もっとも注目されている彼女が、初の海外ツアーを開催した。 初日はフィリピンにてファンミーティングを兼ねたライブを開催。その後、香港、上海、台湾、シンガポールでライブを開催し、各地で称賛を浴びた。その台湾公演の模様をリポートする。 7月11日(土)、会場は台北にあるLEGACY TAIPEI。1300人を超す現地のLiSAファンが集結し、会場は後ろまでぎゅうぎゅうづめ。 SEに合わせてLiSAが登場すると、サイリウムで埋め尽くされた会場から大きな歓声が上がる。「ピース!」という合言葉からライブはスタート。 1曲目「コズミックジェットコースター」では、会場中を見渡し、前も後ろも右も左もあちこち指さしながら歌うLiSA。台湾語を交えてのMCに観客は一気に沸き、冒頭からテンションは最高潮。 「みんなに近づきたくて台湾語を覚えてきました。わからなかったら感じてください。最高に楽しんでいきましょう!」とあいさつ。 「Thousand Enemies」「アコガレ望遠鏡」「oath sign」「蜜」まで一気に歌い上げると、次はアコースティックギターに合わせて、「一番の宝物」を会場の空気を感じるように歌い上げる。続いての「Little Braver」では、おなじみの♪ラララララ、ララララ~の掛け合いがLiSAと観客との間で何度も続いていく。両腕を高く掲げて拍手しながら観客をあおるLiSAに応えて、観客の声もどんどん大きくなっていくという感動のシーンが生まれた。 「パワーすごいね!皆さん「Little Braver」知ってました?後ろのほうまでみんな歌ってくれてうれしかったです。謝謝(シェシェ)」 その後、「Do you know Japanese Song?アジアツアーのスペシャルを!」と、ここでまさかのギターをかき鳴らしながら、AKB48の「ヘビーローテーション」「フライングゲット」「恋するフォーチューンクッキー」を披露。これには会場中が拍手喝采した。 そのままの勢いで「君にピエロ」「夕景イエスタデイ」「No More Time Machine」と立て続けに歌い、最新シングル「Rally Go Round」から一気にロック魂が炸裂する。「confidence driver」では観客に向かって“まだまだあおりが足りない”というように耳に手を当てて「もっともっと!」と合図。すると「イエーイ!」と大きな声が客席から響く。 「もっともっといける?Are you ready TAIWAN?」「イエーイ!」というやり取りの後、「ROCK-mode」「Rising Hope」と鉄板曲が続く。「エレクトリリカル」では、最初に踊りの練習が。「ヒダリ、ミギ、ビヨーンビヨーン、ツンツンツンツン……」とLiSA流の教え方で観客も完璧にマスター。まさに国境を感じさせない、LiSAとお客さんが一体となって作った空間がそこにあった。その盛り上がりからバラード曲「シルシ」へ。観客も一緒に歌っているのが印象的だった。 本編ラストは「BRiGHT FLiGHT」。ステージの上手、下手を動きながら体いっぱいを使ったパフォーマンスは今日の喜びを現わしているよう。最後は「ピース!謝謝(シェシェ)」とあいさつしてステージを後にした。 アンコールの掛け声の中、再びステージに登場したLiSAは目を丸々とさせた。なぜならそこは、オリジナルのLiSAうちわを持った観客にあふれていたから。 「何それ?これ作ってくれたの?」と驚きの表情でたずねると満足げにうなずく観客。バンドメンバー、お客さん全員による記念撮影タイムを挟み、「Crow Song」へ。 「台湾に来るのはもう5回目でライブをするのは4回目。みんなが日本語を覚えてくれて一緒に歌ってくれるのがうれしいので、私も台湾の曲を勉強してきました。昨日覚えたばっかりです」と言って、台湾の曲を披露すると、観客からは熱い歓声が上がった。 「いつかの手紙」「ジェットロケット」を歌い、「あっという間に終わってしまいましたが台湾に帰ってこれてうれしいです。待っててくれてありがとう。みんなで遊べる曲を作ってまた台湾に帰ってきます。ヤ・ク・ソ・ク。今日もいい日だっ!ばいちっ!!」と言ってステージを去ったLiSA。 ここでライブが終わったと思いきや……終演後に客席から歌のプレゼント。いつまでも止まない歌声に、ついにLiSAがステージに姿を現し、お客さんと一緒に♪いつか 走り続けていた夜の~と歌いながら号泣。「まさか、「Believe in myself」をみんなが歌ってくれるなんて……信じられないです。うれしいです」と泣きながら感謝の意を伝えて終了した。 見ているこちらも鳥肌が立つほど、LiSAとお客さんが一体になった熱い熱いライブ。この海外ツアーで得たものが、近い将来、新しい曲となって届くのが楽しみだ。 最後に。LiSAがステージを去った後、ステージ前方にいたファンが、筆者を含めた日本の関係者スタッフに向かって「ありがとうございました」と頭を下げた忘れられないシーン。台湾のファンのLiSAへの思いがひしひしと伝わってきた。  

2015年7月31日 18:42

150727-OA-154002 自身2度目となる野音ワンマンで、9nineワールドを縦横無尽に展開

筆者:2012年の野音、楽しかったなー! 一同:シーン…… 筆者:ええっ!(汗) 6月に行った、『GiRLPOP 2015 SUMMER』号での、新曲「HAPPY 7 DAYS」のインタビュー時に、2012年8月に行われた “野音の9nine” に触れた際の、メンバーとのやりとりだ。 オープニングが5人による “バンド演奏” だったことが象徴的だが、いくつものトライすべき案件が目の前にあり、キャパ的にも2012年当時の彼女たちにとって、野音は過去最大規模の会場。それは、まったく余裕のない、著しく負荷のかかったライブだったようだ。前述のインタビュー時に、全員が口を揃えて「お客さんに助けられた」と話していたのが印象的だった。個人的には、観客のフォローによって成功に導かれていくライブが悪いライブだとは決して思わないのだが、自分たちのパフォーマンスで広い会場を完全に掌握することができなかったという実感は、グループの記憶の中に、深く刻み込まれているようだった。 そして、2015年7月18日。日比谷野外大音楽堂にて “9nine Live Circuit 2015” のファイナル公演が開催された。 結論から言うなら、いやー、良かった。楽しかった(笑)。時折、小雨が降るあいにくの空模様。だが、それもその後の奇跡の展開の伏線に! ライブは、序盤から会場全体が一丸となってブチ上がる展開。「THE MAGI9AL FES.」「少女トラベラー」そして3曲目にして早くもメンバー紹介ソング「9nine o'clock」。テンション高めの楽曲揃いということに加えて、客席側のコールが映える楽曲を序盤で畳み掛けることで、会場の温度と一体感を同時に引き上げる作戦が大当たりした。加えて「少女トラベラー」中に、メンバーが客席中央の通路に移動してパフォーマンス。まだ2曲目だよ!会場を隅々まで掌握するという、前回野音の課題は、序盤の数曲でいとも簡単にクリア。のちに「野音が狭く感じた」発言が飛び出したのも当然だ。 メンバーから事前に発信されていた、当日はTシャツやタオルなど、なにか “赤いもの” を身に付けてきてほしいという提案により、真紅に染まった客席。隙間なく“赤”で埋め尽くされたステージセットも含めて、視覚的にも野音は、ひとつの大きなかたまりとして存在していた。 さらに「HAPPY 7 DAYS」では、会場全体が赤いサイリウムで埋め尽くされるという、メンバーへのサプライズが実現!サイリウムは、会場外で有志のファンの方が、来場者ひとりひとりに配布(私ももらいました)。7曲目という、思いのほか早めのタイミング(まだまだ明るい時間帯)ではあったものの、美しい景色の中で、ステージを含めた会場全体の結束がより強まる結果となったことは言うまでもない。 ライブ全体を通して、バフォーマンスはすこぶる安定。余裕さえ感じさせるステージングで、9nineワールドを縦横無尽に展開していく。「LOVE VAMPIRE」あたりが、鉄板曲としてきっちり育ってきていることが確認できたり、音源では想像できなかったほどのライブ映えに驚かされた「シ、グ、ナ、ル。」(シングル「HAPPY 7 DAYS」C/W)などでも、今も進化を続ける9nineを確認することができた。 そして前述の“奇跡”は中盤のMC中に起こった。 やはり天候に恵まれなかった前回の野音で、「koizora」を歌う際に、ちゃあぽんがドス黒い空に向かって(笑)「空、キレイだね」のトンチンカンな発言をした、というエピソードをワイワイ話している最中に、みるみる空に晴れ間が広がり、しかも見事な “虹”が出現!そして次の曲は「koizora」なのだ!いやー、持ってるね、9nine! 終盤は、王道曲のオンパレード。“名曲多し!”の思いを改めて確認するいつもながらの時間帯が、ハイレベルかつキュートなダンスとともに続く。9nineファンにとっては、まさしく至福の瞬間だ。アンコールでは、白い衣装に包まれた5人が登場し(本編中盤に赤→青へのお色直しもありました)、8月にリリースが決定しているTVアニメ『電波教師』新エンディングテーマ「MY ONLY ONE」を披露。さらに「cross over」「困惑コンフューズ」という鉄板曲を連続投下し、Wアンコールの「Party9」で大団円を迎えた。 ラストの「困惑~」のタオル回しと「Party9」のハイテンションダンスで、ステージも客席も見るからに完全燃焼状態。日比谷野音全体に、心地よい“やりきった感”が漂っていた。 最後に、ライブ終了後、ちゃあぽんに「(前回野音の)リベンジできた?」と聞いたら、満面の笑みでサムズアップ(親指を立てるジェスチャー)が返ってきたことを、ここに記しておきます。  

2015年7月28日 18:13

150721-OA-141002 ニューシングル「Aviator/Boogie Aroma」発表。どんどん進化していくEspeciaに注目

メジャー初シングルながら新たな挑戦が詰まったシングル「Aviator」を発表したEspecia。楽曲、パフォーマンスともに進化が止まらない5人だが、新メンバーオーディションも大詰めを迎え、今年下半期は更なる飛躍が期待できそう。そんなEspeciaへのインタビューを、本誌未掲載の内容をプラスして、スペシャルロング・バージョンでお届け! ──東名阪広クアトロツアーおつかれさまでした。手応えはいかがですか。 冨永 個人的にはもうちょっとできたかなって。 ──それはパフォーマンス?集客? 冨永 集客ですね。ツアー前にもっとお客さんを動かせられたらソールドアウトできたのかなって。今回は当日券も出ていたし、それも売り切れなかったので。それが悔しい点。 三ノ宮 しかも今回はライブイベント“アイドル甲子園”さんの協力で、“アイドル甲子園”の半券を持っていたら1000円で入れるとかやってもらったんですよ。 ──一般チケットが2000円でペアチケット3000円というのもありましたもんね。 三ノ宮 1000円でワンマンライブって安すぎですよね。 冨永 「Especiaセール中」とか冗談で言ってたんですけど、セールでも売れ残っちゃったかなって。 三ノ宮 でもうれしいことに、1000円であれだけのものが見れたっていう感想を言ってくれる方もいました。 ──ライブ自体はいかがですか。 冨永 そうですね……みんなはどう? 脇田 団結してできたと思います。(森)絵莉加が腰痛になったりしてトラブルに見舞われたんですけど、助け合って乗り越えられたのがよかったんじゃないかなって思います。 森 (腰痛は)名古屋、渋谷がひどくて。大阪、広島はなんとかいい感じにできました。大阪はちょっとやばかったんですけど、渋谷よりは全然マシでした。ツアー前に新曲のフリ入れをしたりで無理しすぎちゃったみたいで、(腰痛が)きちゃいました。単純に悔しいです。申し訳なさがある。メンバーの中でいちばん若いのにおばあちゃんみたい。 三ノ宮 尊敬する。頑張り切ってた。 森 いやいやいや。メンバーにめっちゃ助けてもらいました。 三瀬 みんなで荷物奪ってな。 三ノ宮 勝手に運んだりした。気づいたら絵莉加の荷物がなくなってる(笑)。ライブは、今回はバンド編成じゃないから余計気になりました。自分たちだけやとこんな感じなのかなって。バンドでやっていたらどのくらいお客さんが来てたのかなとか。 ──スペシャルなものではない、普段のやり方でどれだけできるかという挑戦でもあったわけですね。思ったよりも順調にいかないものだったと。 脇田 メジャーデビューまでが順調に行きすぎたところもあって、今すごく考えさせられてるところです。 三瀬 難しいなって。 ──……若干暗い感じに(笑)。 森 でも、前向きに行かないと止まっちゃうんで。 三ノ宮 ここ(三ノ宮・森)は結構プラスに考えるタイプ。 森 人を集められなかったのは事実で、受け止めないといけない。来てもらえなかったことについては何か原因があったんやろなって考えないと。けど、それを踏まえた上で次に生かせるようにしよって思わないと前に進まないじゃないですか。次のステップですね。考えるところは。 三ノ宮 ポジティブはいいことや。 森 落ち込むのは落ち込むけどな。 三瀬 まだまだだったけど、今回のツアーで初めて見てくださった方も大勢いたので、それはプラスになったんじゃないかなと思っていて。「音源は聴いていて、ライブは躊躇してたけど来てみたらよかった」「また来たい」って言ってくれるお客さんもいたのはよかったと思います。巻き込んじゃえばこっちのものなんで。 三ノ宮 その人たちが次も来てくれたら。 ──リリースイベントが多いし、いつもたっぷりやりますもんね。もったいつけずに。 脇田 あ、もしかしてそれでレア感がなくなってる!? たくさんやったほうがワンマンに来てくれると思ってるかも。 冨永 私もそっち派で、リリイベもフリーライブも毎日やりたいくらい(笑)。でも「お金払わんでも見れるし」くらいになるのかな。 森 お客さんからしたらそう思ったりするかも。 ──戦略面は大人の皆さんに考えていただくとして。でもやっぱり、あれだけの数をこなしてきたから今のライブの説得力があるんだろうし、新曲のクオリティーに繋がっているとも思うんですよ。「Aviator」はすごく難しい歌じゃないですか。歌詞を見ながら一緒に歌うのが難しくて。 冨永 譜割りとかややこしいですよね(笑)。たしかに歌詞はめっちゃ難しい。曲のレベルがどんどん上がっていて、今まででいちばん難しいです。 ──そんななかでもスキルフルな歌を聴かせてくれるじゃないですか。 脇田 スキルフル! 森 スキルフル? 三瀬 意味がわかってない(笑)。 ──うまいという意味です。歌声もかなり変わってきましたよね。 森 自分では全然わからん。 冨永 私は歌い方を変えました。喉を開くようにして、腹の底から出す方法を研究して。「DULCE」とか、最初の頃に比べて太くなったし、幅が広げられたかなと思います。 ──Tierra盤の「Aviator」の別バージョンでは、(脇田)もなりさんの「頬を冷たく撫でて行く」がものすごくソウルフルで。 脇田 ノリで歌い分けていたやつが使われたんですね(笑)。ディーバみたいな声出してって言われて出しました。「頬を」と「うぉうを」と録って、オリジナルのほうでは普通の「頬を」が使われました。 ──「Boogie Aroma」はいかがでしょうか。 冨永 「Boogie Aroma」のほうは(作・編曲が)PellyColoさんだからかわいい音がいっぱい詰まっていて。 脇田 いつも不思議な世界に連れていってもらってる感じです。バラードやけどお茶目で、大人っぽいよな。 森 うん。初めて聴いたときからこの曲めっちゃかわいいって思いました。 三ノ宮 サビが繰り返しなのでみんなで歌ってほしいです。 ──Espacio盤にはライブ音源が長尺で収録されています。 三瀬 50分越え。 三ノ宮 車で東京に来るときに聴いていて。寝ようと思ったんですけど、気になって全然寝られなかった。 森 頭のなかでダンス踊ってまうから寝れない。仕事モードになっちゃうんですよ。ダンスやらな、歌わなって。 ──メジャー初シングルと謳っているけど、これは結局1時間くらいあるという。 三ノ宮 ここでもサービス精神が(笑)。 脇田 昔からてんこ盛りでやってきたから。それを聴いてもらえるのはうれしいよな? 一同 うん。 ──皆さんはとにかく曲がいいから音楽を聴いてもらいたいということをよく言いますが、今もそれは変わらない? 脇田 いや、これまではCDを聴いて満足してもらいたいと思ってきたんですけど、私たちをもっと知ってもらわないといけない段階に来ていると思うようになってます。自分たちがまず頑張ってから、Especiaのライブに来たいと思ってもらいたい。 ──そのためにはどうしたらいいでしょうか。 脇田 やれることはたくさんある。MCとかトークも頑張りたい。生誕祭で(三ノ宮)ちかがすごい頑張ってくれて。結構面白くなってきてると思います。みんなちょっとずつ成長しました。 三ノ宮 いつもラフな空間だとめっちゃしゃべるので。トーク以外でも頑張れるところはあるな。美しくなりたい(笑)。 森 それ。Especiaも美しくなりたい! ──ウツクシクナッテイルジャナイデスカ。 森 めっちゃ棒読み。 ──初期に比べて化粧も徐々に薄くなってきていますし。理由はあるんですか? 森 毎回メイクも衣装に合わせて決まってて、今回ナチュラルですね! 三ノ宮 時間がかからなくていいです。ちゃちゃちゃっと出れますよ。昔は赤リップとかカラーシャドウとかすごい使ってて。 森 赤リップすごかったもんな。 三ノ宮 『GUSTO』のときはみんな自分のメンバーカラーのラインを入れてたり。今はプライベート化粧とほぼ一緒。 脇田 絵莉加が20才になるので、メンバーに10代がいなくなるから。そろそろ落ち着いていこうかみたいな(笑)。 ──新メンバー募集については? 森 それ、何も知らされていないんです。 三ノ宮 どんな子が来ても受け入れられる。 三瀬 来ると思います? 三ノ宮 いじめられそうで受けれない気がする。Especia怖そう。 ──来るでしょう。 脇田 小学生とか中学生が来たらどうする? 森 かわいい! 大事に育てる(笑)。 三瀬 でも、誰が来ても最年長はぶぅ(三ノ宮)なんですよ。 三ノ宮 そうなんですよ!募集してるのは25歳以下の女性だから(笑)。 ──意外に拒否反応がない。 脇田 人によります。 ──そりゃそうですね(笑)。仮に若くてすごく歌の上手い人が入ってきたらどう思います? 冨永 ファンの人も増えると思うので、その子を売り出してもらいます(笑)。 ──おお。チームにプラスになればいいという考えかたですね。 三ノ宮 そうですね。 脇田 それにうちらも負けてられへんって思いそう。もっと向上心が出ると思う。 冨永 今はそんな感じです。

2015年7月22日 19:15

150717-os-113002 6人体制となって1年。見違えるほど堂々としたステージングで満員の会場を楽しませた!

乙女新党が、7月5日に赤坂BLITZで「乙女新党5thワンマンライブ~キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!~」を開催した。ちょうど1年前の7月5日に、4人体制から6人体制へと生まれ変わった乙女新党。1年前とは見違えるほど堂々としたステージングを見せ、満員の会場を大いに楽しませた。 「トゥトゥトゥトゥトゥットゥトゥ〜♪」 待ちきれない党員(ファン)たちが、ゲーム音楽のようなイントロを大声で口ずさむ。結成1周年ライブの1曲目は、6人体制での初のシングルであり、これまで6人で一番歌いこんできた「ビバ!乙女の大冒険っ!!」だ。ステージに飛び出したメンバーたちは、愛着たっぷりの自信曲を生き生きと歌い上げ、エネルギッシュに飛び跳ねて、最高にキュートな角度で敬礼ポーズを決める。客席では、色とりどりのサイリウムが勢い良く踊った。 「出た瞬間、すごいキラキラしててびっくりしました。ありがとうございます〜☆」(相原まり) 「乙女新党のファンの人ってこんなにいたんですね(笑)。リリースイベントでは、この中からちょくちょくという感じだけど(笑)、一気に集まるとこんなにいたんだと思って、泣きそうなほどテンション上がってます!」(緒方真優) 1年前は緊張でガチガチだった新メンバーも、MCでこんなトークを展開する。その後2曲連続で披露した「ボクだけの世界」、「凸凹解決せんせーしょん」でも笑顔でパワフルにハジけ、成長した姿を見せつけた。 この日さらに驚いたのは、6人体制になってから封印していたコントまで復活させたこと。クオリティ的には「……」だが、それでもやっちゃうハートの強さに定評がある乙女新党のコント。後のMCで田尻が「スベったときのダメージが大きいからやめようと言ったけど、(其原)有沙ちゃんがどうしてもやりたいと言って」実現したという。コントはそれぞれのキャラクターを打ち出した構成で、以前よりクオリティが上がっていたものの、ビミョーな空気が流れるシーンもチラホラ。しかしこういう思い切りのよさは、乙女新党ならではだ。 その後も、TBSのお膝元である赤坂BLITZにちなみ「ザ・ベストテン」に出演するという設定で、70〜80年代アイドルのカバー曲にチャレンジしたメンバーたち。これがお父さんクラスの党員たちに大ヒットし、会場は異様な盛り上がりに包まれた。   後半、サンバのリズムでノリまくる「キミとピーカン☆NATSU宣言っ!!!」から「もうそう★こうかんにっき」、「2学期デビュー大作戦!!」、「ときめき☆パラドックス」というホットすぎるラインナップが続き、会場から怒涛のコールが乱れ飛ぶ。大好きなナンバーでたっぷり大騒ぎした後は、メンバーからこの1年間を振り返った挨拶が。 「1年前は、自己紹介をするだけで心臓が飛び出そうになるくらい本当に恥ずかしかった。(当時の)4人のメンバーはステージ裏でもキラキラ輝いていて、私もそういうアイドルさんになれるか不安だったけど、党員のみなさんのおかげで成長できました」(長谷川 愛里) 「1年前はこんな大きいステージに立てると思っていなかった。今はこうやってみなさんと楽しい時間が過ごせて幸せ。本当にアイドルになってよかったなと思います」(其原 有沙) と、新メンバーが語る一方、初期メンバーのふたりは、 「1年前は先が見えなくてすごく不安だったし、どうなるのか心配だった。今もリーダーとして、ちゃんとできてるか不安もあります」(高橋優里花) 「この赤坂ブリッツが決まったとき、嬉しかったけど、プレッシャーで逃げたくなった」(田尻あやめ)と、支える側からの心情を吐露。しかし「応援してくれる人がいるのにこんな自分じゃダメだと思った。今日成功させたら何かが変わると思ったら、それは自分の気持ちでした。この6人でもっと上に行きたいと思ったし、この6人が本当に大好きになりました!」と、田尻が大きな声で宣言すると、会場からは温かい拍手が湧き上がった。 「ありがとうございます。今日は本当に、みなさん忙しい日だと思うのに」 「そうだよ、アイドル横丁もやってるから」 「本気の愛だね。私たちを本気で応援してくれる党員のみなさんが、こんなにいるんだよー!」 改めて喜びをかみしめ、「私たちの命みたいな歌です」と言ってラストに送ったのは、メンバーの自己紹介の曲「新・乙女新党のうた」。絆が強まり、想いを新たにした党員たちからは、いつも以上に熱くて大きいコールが飛んだ。  

2015年7月17日 15:00

150714-OA-191002 今年の夏は、新曲「M.O.N.ST@ R」で、みんなと一緒に熱く盛り上がる!

新曲「M.O.N.ST@ R/カラフルスターライト」をリリースしたCheeky Parade。2015年夏、更なる飛躍を目指してパワー全開のチキパメンバーの中から、渡辺亜紗美、関根優那、島崎莉乃、鈴木友梨耶、溝呂木世蘭、永井日菜、鈴木真梨耶の7人へのインタビューをどうぞ! ──新曲の「M.O.N.ST@ R」、すごくストレートな曲ですよね。まっすぐ入ってきて、心をごんごんノックされる感じです。 関根 ありがとうございます!今回は原点回帰というか、デビュー当時から持っていたナンバー1という夢を改めて宣言しようという曲なので、いつも以上に熱い思いを感じてもらえると思います。 永井 曲調も歌詞も飾らない感じで、歌ってる私たちもすごく気持ちが入るんですよ。聴いてる方にも、絶対に元気になってもらえる曲です! 溝呂木 「馬鹿げた夢だから掴むんだ」とか「誰に笑われてもかまわないさ」とか、心の奥底から出たような熱い思いがそのまま歌詞になっているから、伝わるものも多いんじゃないかな。 島崎 そのせいか、発表当初から評判がすごくいいんですよ。「ヤバい、最高!」とか「ホント大好き!」とか、いっぱい言ってもらえて嬉しいです。 ──すごい響いてる感じですね。ライブでも評判がいいですか? 溝呂木 そうですね。今までのチキパの曲って、発表してからファンの人と一緒に育てて行って爆発するケースが多かったけど、「M.O.N.ST@ R」は初めての人でも一緒に参加できる曲だから、ライブで浸透するのも早いです。 鈴木(友) 指を1本立ててジャンプする振り付けとかも、すぐに真似できて楽しいよね。本当に会場中のみんなで一体になれる感じというか。 鈴木(真) 対バンライブとかでもインパクトを残せそうだし、今年の夏はいろんなところで歌いまくって、みなさんと一緒に熱く盛り上がりたいです! ──チキパのライブはパワフルですが、5~6月のライブハウスツアー「Cheeky Parade LIVE HOUSE TOUR~Cheeky Boot Camp~」や、赤坂BLITZ公演「腹筋大博覧會」は、特にエネルギーが爆発している感じでした。 永井 そのふたつは、徹底的に体を作ってから挑んだんです。走りこみとか筋トレで鍛えまくって、筋力や体力をかなりアップさせました。 渡辺 手足に重りをつけて、セトリを全部通してやったりもしたよね。だから本番では、もう体が軽くて軽くて(笑)。 島崎 チキパはもともと持久力あると思ってたけど、体を鍛えてると全然違いますね。歌も安定して、いっぱい踊ってても「あ、すごい歌えてる」って実感することがたくさんありました。 鈴木(真) 去年の12月のライブで11曲ノンストップでやったとき「私たちすごいことやってる!」って感覚だったけど、今回はもっとハードなことを普通にやっていて。でも「すごい、やりきった!」みたいな感じにはならなかったんです。 鈴木(友) そういう段階は、もう過ぎたのかもね。 渡辺 体力にゆとりがあるとひとつひとつが丁寧になるし、ライブの質が上がることに気づいたな。あと、自分たちも楽しめるなって思いました。 溝呂木 それと今回のツアーや腹筋博覧会では、全体の構成も自分たちで考えたんですよ。1回しか来られないお客さんと、何回も来てくれるお客さん、「両方に満足してもらうにはどうしたらいいか?」ってことにも表面から向き合ったので、そういう面でもかなり成長できたと思います。 ──じゃあ、もっとたくさんの人に見てもらいたい? 関根 ですね。チキパは集客が伸び悩んでいるのが現状なので、そこはぜひ!でもさっきも話した通り「M.O.N.ST@ R」がけっこうフックになると思うので、それをきっかけに、少しでもたくさんの人にチキパの楽しさを知ってもらえればと思います。 渡辺 いろんなものを見て、判断してもらえたら嬉しいよね。私たちのパフォーマンスもライブの熱狂も感じてもらいたい!そうするともっともっとみなさんに楽しんでもらえると思います!

2015年7月16日 12:43

150713-OA-151002 メジャーデビュー・シングルでLoVendoЯの新しい一面を表現。ファンとともに盛り上がる一枚に!

ラテンロックな「いいんじゃない?」、そしてつんく♂作詞によるファンキーな「普通の私 ガンバレ!」。両A面のメジャーデビュー作、 それぞれの曲で見せてくれるLoVendoЯの新しい面と聴きどころをメンバーに語ってもらった! ──バンド結成から2年半。待望のメジャーデビュー・シングル「いいんじゃない?/普通の私 ガンバレ!」が発売されましたが、両曲ともインディーズ時代の楽曲とは違う雰囲気になってますね。 岡田 そうですね。私たちはジャンルにこだわらずに、オールジャンルでやってきてて。「いいんじゃない?」はラテンロックで、「普通の私 ガンバレ!」はファンク系。今までやってきた重めの要素を残しつつ、どんなジャンルが好きな人でも楽しめる曲になってるかなと思います。 ──「いいんじゃない?」はラベンダーの王道ではない? 田中 新しいと思いますね。姉さん(魚住)と茉凜が好きな激しいロックにプラスして、れいなが好きな、ニコニコしながらみんなでイエーイ!って歌える要素が入ってる。メンバーそれぞれがパフォーマンスしやすくなってるので、自信をもって「聴いてください!」って言える曲になりました。 魚住 ふたりのユニゾンフレーズから始まる曲で、ギターのソロ前からソロまでは激しい感じなので、1曲の中でハードな部分と、みんなの掛け声が入る面白い部分が両方入ってる、2度美味しい曲になったんじゃないかなって思います。 宮澤 やっぱりそこですかね。メタルっぽい要素が入ってるので、弾いていても楽しいんですよね。あと、最初はアウトロがなかったんですよ。でも、作詞・作曲の中島卓偉さんが、Music Festaのリハを見てくれたときに急遽、追加してくれて。アウトロもカッコよくしめられて、いいんじゃない?と思いました(笑)。 岡田 (笑)歌詞はいい意味でラフな感じで書いてくれていて。そこにも、あんまりこだわらずに「いいんじゃない?」っていうメッセージが込められているのかなって解釈したんですね。だから、歌い方も真面目に歌うのではなく、ちょっとフザけた感じでやってみたり、しゃべってるように歌ってみたりしていて。新しい要素をいろいろ入れられたので、楽しい曲に仕上がりました。 ──<ちょっと!ちょっと!>とか<いいんじゃない!>など、お客さんが歌えるパートも多いですよね。 岡田 そうなんですよ。今回はみんなで一緒に楽しめるように、両方の曲に、お客さんに歌ってもらうところが入っていて。メジャーデビューをみんなにお祝いしてもらうようなイメージで、みんなに参加してもらいたいと思いますね。 ──もう一方の「普通の私 ガンバレ!」には、作詞につんく♂さんを迎えてます。 田中 最初に「普通の私 ガンバレ!」を渡されたときは、まだメロディだけのデモで、アレンジもついてなかったんですね。でも、いざ、つんく♂さんの歌詞がつき、アレンジが加わったら、どんどん好きになっていって。やっぱりつんく♂さんってすごいんだなっていうことを再確認したし、アレンジも明るくて、みんなで楽しめる曲になってます。 岡田 これまでのラベンダーにはなかった明るい曲ですね。つんく♂さんが書いてくださった歌詞も<トンチンカン>とか<ボンキュボン>とか、おもしろい言葉が多くて。なんていうんでしょう……物語を歌うというか、演技をしてるような気持ちで、ニュアンス命でレコーディングしたんですね。それも今までにない、新たな試みだったので、歌っていて、すごく楽しかったですね。 魚住 私、マルーン5が好きなので、こういうファンキーな曲を待ってましたっていう感じで。しかも、私の大好きなエクストリームのギタリスト、ヌーノ・ベッテンコートっぽいフレーズがちょいちょい組み込まれているので、ファンキーな曲をノリノリで弾けて楽しいです。 田中 お客さんにはちょっとハードル高い裏乗り系なんですけど、ライブでは毎回、おかまり(岡田)とふたりで説明して、参加してもらってて。ただ聴いてるだけじゃなく、一緒にガンガン盛り上がるだけでもなく、ニコニコしながら掛け声をしてくれる曲になってますね。普通の女の子が元気いっぱいに騒いでるイメージです。 宮澤 この曲には、ツインギターの掛け合いもあるので、ライブでもいちばん萌えるところであって。ライブでは、そこだけは私たちを見てほしいです(笑)。 ──田中さん、生き生きとしてますよね。 田中 スタッフさんからも「この曲を歌ってるときがいちばん楽しそうだよ」って言われました(笑)。もちろん、今までも楽しくやってたんですけど、バンドやライブハウスの経験がなかったので、どこか自信がなかったんですね。でも、「普通の私 ガンバレ!」はれいなの得意分野。今まででいちばん明るくてポップだし、かわいい表情や動きも見せられるので、ニコニコしながら自信に満ち溢れた顔で歌えるんですね。顔面でいっぱい表現できる曲なので、“やっと田中れいなを出せる時がきたな!”っていう感じなので(笑)、これからが楽しみですね。  

2015年7月13日 17:54

150713-OA-170002 結成10年。同じ曲を同じ笑顔でブレずに届けてきた℃-uteは本当にすごい

6月11日、神奈川・横浜アリーナにて、℃-uteの全国ツアー「9→10(キュート)周年記念℃-uteコンサートツアー2015春~The Future Departure~」の最終公演が開催された。℃-ute結成10周年の記念日でもあったこの日は、全国から1万2000人のファンが結集。過去最大の規模で、アットホームかつ盛大に大切な1日を祝った。 ライブ前には、大画面のビジョンに最新シングル「我武者LIFE」の映像が流れ、そこからカウントダウンするように過去のMVへとプレイバックし、会場の気分を高めていく。MVがインディーズ2ndシングル「即 抱きしめて」まで遡り、ファンの期待がピークに達したところで、℃-uteがステージに登場。インディーズ1stシングル「まっさらブルージーンズ」のイントロが流れると、会場は爆発したような大歓声に包まれた。しかも萩原舞は、当時トレードマークにしていた大きなサングラスをかけている。10年ぶりのサングラス姿(しか満面の笑顔で)といううれしすぎる演出に、客席はスタートから沸きに沸いた。 「まっさら~」の後は、「即 抱きしめて」、「大きな愛でもてなして」、「わっきゃない(Z)」、「桜チラリ」と、リリース順に曲を披露。バックでは当時のMVが流れていたのだが、その中で歌って踊る小学生のメンバーと、今のメンバーの動きがシンクロするたびに、胸が熱くなった。パフォーマンスの完成度こそ違えど、ずっとこうやって、同じ曲を同じ笑顔でブレずに届けてきた来た彼女たち。ブレたこともあったかもしれないけど、それでも今ここにいること、続けてきたことが本当にすごい。その10年で培ったことを、℃-uteはこの日のライブで惜しみなく披露していく。「心の叫び~」「世界一~」ではかわいい℃-ute、「Flashdance... What a Feeling」から始まるパートではパワフルな℃-ute、完璧なダンスで圧倒する℃-ute、シビレるほどクール℃-ute、みんなと一緒に超盛り上がる℃-ute……。その間メンバーは何度かステージを離れて客席の通路を周回し、ファンの目の前でパフォーマンスをして、笑顔で手を振り感謝を伝えた。 「ザ☆トレジャーボックス」、「超WONDERFUL!」、「Danceでバコーン!」という怒涛のセトリで、ファンもメンバーも一体となって楽しみまくった後、本編の最後を飾ったのは、2年前のアルバムのタイトル曲「たどり着いた女戦士」。これは初の武道館公演が決まったとき、8年かけて夢の場所にたどり着いたメンバーの心境を、つんく♂が歌詞にした曲だ。 「でもようやくここまできた まだまだやれそうだと実感した」———。 その歌詞に合わせるかのように、アンコールでは、中島早貴がこうコメントした。 「横浜アリーナのステージに立つことができて、感謝の気持ちでいっぱいです。℃-uteはみんなでひとつずつ、夢を叶えてきてるんですけど、この先の目標として、みんなで『さいたまスーパーアリーナのステージに立ちたいね』って言っていて。10年かかって横浜アリーナに辿り着いたので、この先、何年かかるかわからないんですけど、皆さん、ついてきてくれますか?」技も経験も山ほど持っている結成10年のグループが、まだまだ夢を持って、もっと伸びていきたいと意気込みを語る。そのエモーショナルな姿を見て、さいたまスーパーアリーナもそう遠くはないと予感させられた。  

2015年7月13日 17:49