プロレスとアイドルを両立するグループ、スターダム★アイドルズ(以下、アイドルズ)が始動した。
アイドルズはヒャダインが楽曲提供し、歌の振付をラッキィ池田が担当したデビュー曲「LIKE a fire」を11月23日にリリース。同日、東京・後楽園ホールで開催された、女子プロレス団体スターダムの興行で初お披露目した。
ミニライブを終え、メンバーを代表した元バイトAKBの上谷沙弥は「緊張したんですが、プロレスファンの方々が温かく迎えてくれて、自分たちらしく練習の成果を出せたと思います」と笑顔を見せた。
アイドルズは、スターダム所属の女子プロレスラーで、かつてアイドルグループ「カタモミ女子」「info.m@te(インフォメイト)」のメンバーとして活動し、「ミスiD2019」(講談社主催)にも選ばれた、中野たむが設立し、自らGMに就任。プロレスとアイドルを融合した新たなエンターテインメントの確立を目指す。
メンバーは中野のほか、デビューCDのカップリング曲「Kiss me darling」をソロで歌う末吉桃子、上谷、星野まなね、Shinshin、しいなうしお、SEIA、江田來花、佐々木未悠、住久凛、橘姫翠、三谷あかね、月岡小夜、小日向千、高槻実穂、芸人の本日は晴天なり(補欠)の16人が在籍。
団体としての旗揚げ公演は12月2日、東京・新木場1stRING(18時)となり、メンバーはプロレスの試合とライブを行う。3カ月に1回リリースされるCDの歌のセンターの座は、プロレスの試合などで争うことになる。
旗揚げ公演では、「特別試合」で、プロレス部門のプロデューサーを務める元参院議員の大仁田厚もリングに上がり、プロレス初挑戦のラッキィと有刺鉄線デスマッチで激突する。
さらに、歌手きゃりーぱみゅぱみゅを育てた、世界的なアートディレクターの増田セバスチャン氏が参画することが決定。増田氏は衣装や演出などを手掛ける予定で、旗揚げ公演にも来場する見込みだ。
プロレス界、芸能界で、前例のない斬新なプロジェクトが、どのようなものを見せてくれるか注目が集まる。